都会育ちが田舎に移住し鶏飼いになった30代@山形

西の大都会から豪雪地の山奥へ移住。養鶏のこと、雑記を書いています。

田舎に移住する=就農する、起業するが全てではない。

 

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ここ数年で地域おこし協力隊などが
全国的に知られるようになり
”若者が田舎へ移住する”ということも
珍しいものではなくなっていると思います。
 
都会に住む若い世代の人たちが
人口の減少が著しい地方の田舎へ興味を持ち、
実際に移住してきてくれるのは喜ばしいことであるとも思う。
 
 
でも、”地方移住”が一般的に認知されるようになってくると
その分逆にハードルが高くなってくることもあるのかもしれない。
 
 
田舎へ移住する=移住先で何かを成し遂げなければいけない。
 
 
就農する。フリーランスになる。事業を興す。
廃れた施設を立て直す。などなど。
 
そういった何か大きなことを”しなければならない”
なりつつあるように感じることがある。
 
 
元々そういったことがやりたいと思って移住する人ならいいと思うのですが、
移住する人全員がそう思ってるわけではないはずです。
 
ただ単純に暖かい地方で暮らしたい。
○○県が好きで移住してきた。
山が好きだから。海が好きだから。
、、、、、、。
 
都市部ではない地方に移住して就職して
アパートでも一軒家でも特にこだわらず
賃貸に住んでつつがなく暮らしたい。
 
そういう人たちもいる。
、、、と思う。
 
 
地元の人たちと同じように平凡に暮らしたい。
 
 
そういう暮らし方って移住者にとって
実は一番難しいことなんじゃないかと思ったりします。
 
 
逆に、田舎から都会に出て就職し
平凡につつがない毎日を送ることって
簡単に出来てしまうものだと思う。
 
それをつまらないと感じるか幸せと感じるかは
その人次第だと思いますが。
 
 
「平凡な毎日を送る」と言っても
都会と田舎の”平凡度合い”は違います。
 
田舎では地域との関わりが密接なので
そういうお付き合いが面倒だったり
一切関わりたくない、というのであれ
ば田舎での平凡な毎日は送れないと思うので
田舎への移住はしない方がよいです。
 
以前ブログにも書きましたが、
田舎は住むとなれば桃源郷ではないと自分は思っているので平凡な日々を送りたいとはいえ
都会に住んでいた時の感覚のまま尚且つ”のんびり暮らす”という部分だけを求めて田舎に移り住むことはやめた方がよいと思っています。
 

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そういった暮らしがしたいのであれば県庁所在地があるような
県内の中でも比較的大きな街に値する所に住んだ方が良いかと思う。
(山形なら山形市米沢市など)
 
 
 
都会、田舎どちらに住んでいても
起業するほどバイタリティー溢れている人って
ほんの一握りなんだと自分は思う。
 
田舎移住を特集する本やテレビでは
農業を始めた人や会社を立ち上げた人、
お店を始めた人、地域おこしに携わる人たち、、、
 
そういった方々がよく取り上げられますが
移住する人みんながみんなそうではないと思うし
そんな風にしなければいけないものでもないと思う。
 
単純に都会より人口が少ないので
ほんの少しみんなと違ったことをしている人が
目立ってしまうだけなんだと思います。
 
自分自身、ここに戻ってきた時に地元の人から
「あなたはここで何をしてくれるんですか?何か貢献してくれますか?」
と言われたことがあります。
 
言い換えれば「何もしないのなら何でここに住むの?」
という風に受け取れる。
 
 
これは自分の勝手な解釈なのでその人がどういう思いで
言ったのかは分かりませんが、他所から来る人に対する
地元の人の気持ちって大方そういう感じなのかな…と
思ってしまいました。
 
自分は元々協力隊として来ていたから、
というのもあるのかもしれませんが、、、。
 
たまたまというか幸いというか
私は”こういうことをやりたい”という大まかな
青写真を描いてこの町に戻ってきたので
形に出来るようにアレコレやっていきたいという
思いを持てているので何だかんだ楽しめています。
 
でも”こんなことをやりたい”という青写真がなければ100%戻ってくることはなかったです。
 
 
もし自分がここで何かやりたいと思うことは特に無いけども
ここの自然環境に惚れてしまった。
この山の近くに住めるのなら仕事は何でもいいしボロ家でもいい。
農業とか興味無いし起業するなんてもっての外。
朝起きたら大好きな山が目の前で迎えてくれる。
そんな毎日を過ごせるのなら地域のコミュニティに入って
ここで暮らしたい。そうできれば幸せだ。
 
 
そんな想いを持つ人であっても受け入れてもらえる。
 
 
そういう町や村があっても、
そういう移住者がいても
いいのではないかなと思います。